再臨変身セインツカラー

「正義の戦士として悪の組織と戦う」
「特定のライセンスを提示されればどのような相手でも服従する」
それが運命づけられた戦士。
その実態は、政府が一般市民を誘拐し、人体改造によって生み出された
「新エネルギー事業」のための道具である。
オスの精を性器で搾り取り、エナジーをセインツクリスタルへ蓄積
頃合いを見計らってそのクリスタルは回収され、エナジーが抽出される。
当然ながら、セインツエナジーは本人たちが使う事はできず
戦闘力はせいぜい成人男性程度―――
政府は、度重なる怪人組織犯罪への捨て駒、つまりセインツカラーを敗北させ
市民たちのガス抜きとヘイト管理をし、さらにエネルギー事業の為に利用しようと
しているのだ。

そして、例えその肉体が死亡したとしても、セインツカラーはその責務から
逃れる事はできない。
セインツクリスタルは呪いのようにカラー達の肉体を修復し、
精神・記憶へ干渉する事で、何度でも敗北が確定している戦いに
彼女達を導くのである。