夜明け前第二部下編【日本語版】

戦後、少女は賠償艦として、ソ連に引き渡すことになり、新しい名前も付けられた。艦娘達が続々と去っていく鎮守府で、残っているのは提督のみ。少し前、輸送任務の為に、日本へ派遣された少女は、その晩提督と昔の話を盛り上げ、少しずつ悲しみに浸かった。共に一晩を過ぎたあと、少女は鎮守府から離れた。二人とも淡い感情を持って、少しは安心した様子だった。
(こちらは前作「夜明け前」の物語です)

ある休日、少女は海辺にある提督の私邸にやってきて、既に退役した提督と会い、昔の小さな幸せ温めた。