ぼくとメス犬～ぼくとすずなのいた夏～

嫁や息子にハブられ、うだつの上がらない万年係長の虻野。
それでも家族に尽くす心優しい係長に理想の父親像を重ね慕う女子社員、如月君。
息子、丸男によってケンイチの元から連れ去られた全裸少女メス犬すずなは二人や家族の関係にどんな影響を及ぼすのか?

ケンイチの姉、麗魅様は裏社会まで掌握すべく影の経団連を牛耳る「会長」と接触、取り入るが想定外のトラブルに遭遇、窮地に陥る。

時を同じく麗魅様にこれらを強要した謎の組織にも不穏な空気が広がって行く。
教皇直属機関、邪聖局省の権限をちらつかせ、情報を引き出そうと極東支部へスフィアを持ち込んだホルハイム。
彼の尋問を一蹴するもスフィアの謎の一端を垣間見たドレイク卿。
秘密裏に解明を急ぐ卿であったが、目ざとくホルハイムに嗅ぎ付けられ支部を制圧されてしまう。


モノクロ126ページ+カラーカバー。