The tomb which was painted, being white

「なんなんだ…これは…」
「外傷は…」
「説明にならないだろう?それじゃ」
「しかし、事実は事実として…」
「事実?君はこのような状態を学んだとでも?」
「ですが…」
　
etc…etc…etc…

医師達の会話は取り留めなかった。
現実を現実として認識し、然るべき対応を取るためのモノでは無く。
”自らの常識に嵌らない”事態に無為な言語を羅列しているだけ。
側でそれを聞かされ続けることは苦痛以外の何モノでも無く。

(早く帰りたい)

そんな当たり前過ぎる思考だけが私の頭の中に反響していた。

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サークル蒼樹が贈るオリジナル現代バトルアクションストーリーノベルです。
独自の世界観の中で展開する狂気と凶器の物語。

"心臓の無い死体"から始まる1人の看護師消失事件。
事実に近づくほどに反吐が出そうな狂気が露わとなる。
そして全てが明らかになった時に何を思い思うか。

《白く塗りたる墓に宿る狂気、それは人が人である故の性。人ならざる者の鋼の凶が目を覚ます時、全ての人よ、血と硝煙にまみれて踊れ!》

ストーリーノベルです。
じっくりと物語をお楽しみ下さい。
女性キャラはボイス入りです。
作品概要など詳しくは下記アドレスからご覧下さい。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/souju/top.htm