ロングダイジェスト(原作全文は上記投稿サイトに掲載中)
【注意】男の台詞は音声作品内には収録されていません
「言え。私は男の爪先でマン擦りをする馬鹿な変態女です」
「わ、私は、男の人の爪先で、マン……マン擦りをする、……馬鹿な変態女です」
男は言った。
言い淀むなと。
俺が言えと言ったら何も考えずに口にしろと。
繰り返してじっくり反芻し、そうやって自分の人格に染み込ませるのだと。
「……はい。分かりました」
そう答えたあと、遅れて、背筋をゾワゾワとくすぐる悪寒が走った。
こ、これ? ちょ、調教が、始まってるんだ。
私きっと、こうやって、調教されていくんだ……。
次に男が指示した言葉は、私には想像も付かない卑猥な内容だった。
その淫らで下品な言葉を聞いて、私は居ても立ってもいられなくなる。
「言え。愚かな私にオドー様の膝を使ってオマン擦りさせてください」
「愚かな私にオドー様の膝を使ってオマン擦りさせてください。
愚かな私にオドー様の膝を使ってオマン擦りさせてくださいv
愚かな私にオドー様の膝を使ってオマン擦りさせてくださいvv
愚かな私にオドー様の膝を使ってオマン擦りさせてくださいvvv」
愚かな私は、言われるがまま、この男、オドーに指示された言葉を復唱していた。
オドーが言うように、何度も唱えることで、そんな言葉を紡ぐ最低な女の乱れた情欲が、自分の中に染み込んでいくように感じた。
私がそうしたいと……、そんな願望を抱いていたという事実が、まるで、最初から存在していたかのように感じるようになる。
オドーが足を組み直し、ローブの裾を捲って片膝を出す。
鋭角に曲がったただの武骨な膝関節が、私の目には非常に艶めかしい物に映っていた。
ああぁ、し、したい……v オマン擦りがしたいv
このエロい膝に、オマンコを、思いっきり擦り付けたいぃ……v
よし、やれ……と、短い命令が飛んだ。
私は躊躇なく進み出ると、差し出されたオドーの足を深く跨ぎ、自分の濡れそぼった割れ目を、そこに押し当てて擦り始めた。
ゴツゴツとした膝の皿で、勃起したクリトリスが押し潰されると、その度に電撃が走ったような刺激がもたらされる。
私はたちまちその行為に夢中になった。
そんな私に向かって、またもいやらしい台詞が強要される。
「言え。膝オナニー気持ちいい。オマンコ擦り擦り気持ちいい」
「膝オナニー気持ちいいvオマンコすりすり気持ちいいv
膝オナニー気持ちいいvオマンコすりすり気持ちいいv
膝オナニー気持ちいいvオマンコすりすり気持ちいいv」
オドーに促されるまま、私は恥知らずな台詞を、馬鹿のように何度も繰り返す。
「言え。英雄フィリスは今日から貴方の僕です」
「救国の英雄フィリスは今日から貴方のシモベです。
救国の英雄フィリスは今日から貴方のシモベです。
救国の英雄フィリスは今日から貴方のシモベですぅ。
救国の英雄フィリスは、今日から貴方の、シモベです!」
あ、ああ、そうだ。今日から、わ、私はこの男のシモベになるのだ。
それは決定事項で、覆しようのない、事実なんだ。
「私はこうしてマンコを擦ることしか能のない愚かな女です」
「私はこうしてマンコを擦ることしか能のない愚かな女です。
私はこうして、マンコを擦ることしか能のない、愚かな女です。
私はこうしてマンコを擦ることしか能のない愚かな女です。
私は、こうしてマンコを、擦ることしか能のない、愚かな女ですv」
二度目の復唱で言葉のとおりである自分を自覚し、四度目を言い終わるときには、何故この人は、私の恥ずべき本質を言い当てることができたのかと、畏敬の念すら覚えていた。
そうです。そのとおりです。
私はマンズリが大好きで大好きで堪らない、オナニー中毒の、それしか能がない、馬鹿なドスケベ女なんです。
オドーは私の手を払いのけると、ピンと張った私の乳房を鷲掴みにし、下から持ち上げるようにして揉みしだき始めた。
「んん……、あっ……v んっ……、んんっv」
胸の弾力をしばらく愉しんだあとは、片手を腰に回し、私を抱き寄せ乳首に吸い付いてくる。
自分で揉むのとはまるで違う。予測不能な刺激によって、私はしばし声もなく喘いだ。
自分ではない誰かに肉体を弄ばれる新鮮な悦び。
男は私の身体を堪能し、私は男に求められることに、女の……、淫らな女の本懐を見出していた。
もっと触って欲しい……。
嬲って欲しい……。
男に可愛がられたい……。
オドーは乳首から口を離し、片足を上げて組み直す。
両手で私の腰を引き寄せると、膝の皿に再び私のアソコを当てがった。
そして短く無造作に、跨がれ、とだけ命令した。
そう言われたものの、組まれた膝の位置は高く、それを跨ごうとすると床に足が付かない。
私は体重の半ばをオドーの膝に預けるようにし、爪先立ちとなって、ようやくその上に跨がった。
オドーの肩に手を置き、懸命にバランスを取ろうとする私に対し、オドーは下から膝を突き上げて振動を与え、容赦なく責め始めた。
「んっv あっv あっv あっv あっv あっv あっ……v んんっ……v んっ……v んっ……v んっ……v んっv」
快感の波に耐えながら、私はオドーの命令に従い感謝の言葉を口にする。
「言え。淫乱女のオナニーを手伝っていただきありがとうございます」
「いぃ淫乱んんv 女のぉv オナニーを、てっ、手伝っていただっき、ありがとうござっ、ますっv ……淫乱女のっv オナニーっv 手伝っv ……てぇいただきっv ありがとうっv ござい、ますぅっv 淫乱女のオナニーをぉv 手伝ってへvいただひぃv ありがとうっv ございまふぅv」
オナニー……。
オナニーなのだこれは……。そうか。
肌を寄せ合っているが、気持ち良くなっているのは、一方的に、私だけ。
オナニーを、させていただいている……。
ありが、たい……。ありがたい……。
「淫乱女のオナニーを手伝っていただき、ありがとうございます……」
最後には心の底からオドーに対する感謝の気持ちが籠っていた。
静かな部屋の中、ひゅーひゅーと呼吸音が響く。
もう……、限界だ……。
気を抜くとイッてしまう。
足で身体を支えられなくなってしまう……。
「言え。私は命令してもらわないとオナニーもできない最低の馬鹿女です」
オドーがまた、私に酷い台詞を強要する。
ああ、そ、そんな台詞……、そんな酷い台詞……。
言いたい……。い、言ってしまう……!
「私は、命令してもらわないと、オナニーもできない、最低の馬鹿女です。
私は命令してもらわないと、オナニーもできない最低の、馬鹿女です。
私は命令してもらわないとオナニーもできない最低の馬鹿女です。
私は命令してもらわないとオナニーもできない、最低の、馬鹿女、です!」
そう、そう、……そうだ。
こんな気持ちのいいこと。
馬鹿な私ではきっと思い付きもしなかった。
この人に命令してもらわなければ。
私は満足に自慰すらできない、最低の馬鹿女なのだった。
収録内容
本体:
・『恥辱に耽る者フィリス』エピソード:EX06-B_露出奴○IF_01(MP3)(収録時間:約28分)
・アンケートのお願い(PDF)
オマケ:
・台詞のみダイジェスト版(MP3)
・縦スクロール台本字幕動画(MP4)
・ジャケットイラスト・レイアウト2種(PNG)
・シナリオテキスト(TXT,PDF)
・朗読台本(PDF)
※マイク感度等の事情により僅かにデジタルノイズがございますが、何卒ご容赦ください。