【注意】
本作に小説版のヒロインは登場しません。
【あらすじ】
闇の存在・魑魅魍魎が跋扈する現代・日本。
冷静時代から守られてきた「マゾヒストの戦略使用禁止」という暗黙のルールは、IT革命を端緒(たんちょ)に綻びを見せはじめ、独英を始めとする列強諸国がオスマゾの実戦投入を開始、人類は最終戦争(ハルマゲドン)の混沌へと呑み込まれようとしていた。
しかし正道を歩まんとする人々も無力ではない。
時の政府はマゾ資源を適切に処理出来る“忍のもの”たちからなる集団を組織し精鋭マゾヒスト『矛(ほこ)』の遺伝子収集を開始した。
人は彼らを“対矛忍(たいまぞにん)”と呼んだ————
【ヒロイン】
『アギリ』 (CV 分倍河原シホ様)
美貌と強靭さを併せ持つ最強の対矛忍。
ハルマゲドンを勝ち残り得る新人類を出産すべく、最下層マゾヒストを日夜探し求める孤高のくノ一。
光速の体術と「擦尽華(分身の術)」を操る。
性格はクールで、どんなマゾの性癖にも付き合うという辛抱強さを持つ。
一方、忍としては致命的である「情が移り易い」という欠点を持っている。
今回その卓絶した技量を見込まれ、特記被虐個体である貴方の搾精任務に挑む。
…貴方への切ない恋心を固く胸に秘めて。
【キャスト】
CV 分倍河原シホ
@shiho_moai
絵師 海春
@umiharu315
【作品時間】
60分28秒
【目次】
00.催○解除
01.生殖猿捕獲
02.忍法・擦尽華
03.高速囁詠唱搾精
04.誘惑蹂躙輪○
05.実況強○
06.唾棄肉便所
07.完堕性奴○
08.トゥルーエンド
EX.生殖猿用精子管理マニュアル
EX.忍法煉獄
【用語解説】
『対矛忍(たいまぞにん)』とは?
内務省に所属するマゾヒスト遺伝子の収集組織。
明治時代に密かに統合された各地の忍者集団を源流とする。
超人的な身体能力と卓絶した生殖能力を誇る女性エージェントによって構成され、標的としたマゾヒストの断末精子を確実に搾精し妊娠出産する技能を持つ。
対矛忍の強靭な肉体とマゾヒストの盲従的精神が合わさった時、最強の生物兵器が誕生する。
『マゾヒスト』とは?
19世紀末に発見された、人類の新たなる進化形態。
苦役・搾取・屈辱への耐性において旧人類を遥かに凌駕している。
マゾ資源の確保活用に成功した国家・民族が世界の覇権を掌握してきた経緯から、各国はマゾ資源の確保に奔走している。
現在この分野は英独の超大国によって実質的に二分されており、マゾ資源列強の一角である我が国ですら100年以上の技術格差に苦しめられているのが実情である。
『矛』とは?
我が国におけるマゾヒストの本来の尊称。
戦士として必要とされる全ての精神的資質を備えた大和男児は『矛』と呼ばれ、かつては絶大な畏敬を集めていた。
だが、その優秀性が国際社会に発覚しかけてしまったことから、この尊称に纏わる全ての資料は抹消されてしまう。
結果『矛』は社会的地位を剥奪され、恥ずべき変態性癖の『マゾヒスト』して嘲笑の対象となっている。
当時の政府当局は臥薪嘗胆の決意を込めて、被虐主義者を『マゾ』と翻訳した。
言うまでもなく『マ・ぞ』の二字を縦書きで合わせると『矛』の文字となる為であるが、その意味を知るのは今となっては『対矛忍』のみである。
『断末精子(だんまつせいし)』とは?
マゾヒストのみが生成可能な特別な精子。
人類の精子とは全く異なる構造をしており、この断末精子を用いて出産された個体は超人的な耐久力と絶対的な服従心を生涯に渡って保ち続ける。
通常、男性の射精は快感や優越感によって誘発されるが、断末精子はマゾヒスト男性が被虐的幸福感に満たされた時にしか発射されないので、その採集には高度な訓練を施された女性エージェントが必要とされる。
『同人音声』とは?
マゾ資源の捕獲装置である。
「異性に罵倒される音源を視聴しながら自慰が可能」という信じ難い程に低劣なマゾヒストを選抜する目的でオンライン上に設置されている。
有望なマゾヒストを低コストで自動収集し自発的に調教させると云う、最も優れた捕獲装置である。
ちなみに、英独両国はエジソン式蓄音機が発明された翌年にマゾヒスト用音声を実戦投入している。
1878年2月10日にはドイツ帝国において世界初のマゾ向け音源 「ヒッツェルブルガー夫人の福音伝道」が
同年4月23日にはイングランドにおいて「大英帝国ガヴァネス名簿」がそれぞれ発表され、両国の覇権確立に大いに貢献している。
『忍法・擦尽華』とは?
光速の動きを可能とする異能系忍法・隼の術を応用した忍法。
対象の脳内に最大で数百体までの分身を焼き付け、未来永劫の性的トラウマを与えることが可能。
単独で多対一の状況を生み出せる、まさに無双の忍法。
『神聖ゲルマン騎士団』とは?
ドイツ各州がそれぞれ選抜して保有するゲルマンマゾ男子(蒼き純潔)師団と、プロイセン王臣の子孫のみで構成された「血盟戦隊」を併せた15万2000騎の呼称であり
世界最強のマゾ資源保有国家であるドイツ連邦共和国が誇る最終決戦兵力である。
最終戦争(ラグナロク)を勝ち抜き、理想郷(ドイッチュラント・ウトピー)を建国すべく果てなき錬磨を重ねており、団員全員が最高峰の頭脳・肉体・被虐心を保有している。
名実共に人類の究極形態と言えよう。
『ブラッドコート』とは?
世界のマゾ資源をドイツと二分する英連邦の最精鋭部隊にして、貴族院における空席議決権を保有する政治政党である。
大英帝国時代のブリテン島外植民者の末裔のうち、混血率93.75%以上かつ連邦国籍を持たない者のみで構成されており、本国への入国は原則禁止されている。
最終戦争(ハルマゲドン)開戦までは軍隊行動を取る事が許されておらず、全世界に散った個々が独自の判断で私掠工作を遂行している。
かつて、新大陸を永久戦争地帯として管理する「ガーデン計画」を進めていたが、独立軍総司令官・ジョージ・ワシントンによってその野望を粉砕された。
彼らの復讐の牙が解き放たれる日は近い。
『忍法煉獄』とは?
搾精確率3000倍を誇る対矛忍の究極奥義。
この忍術の大きな特徴として、これを受けたが最後、逃げることは勿論気絶することも許されず
男の生命が尽きるまでただひたすら犯され続け、最終的には勃ったまま絶命させられるのみである。
正に煉獄そのものと言える。
ただ素早く性交するのではなく、一定のパターンに従って決められた手順の性戯を繰り出す事が術のギミックである。
性交相手にはただのハードセックスとしか見えないが、第三者が客観的に観察した場合その法則性に気付いてしまう可能性があることから、甲賀忍軍では第三者のいない一対一の状況以外での使用を禁じられている。