【百合/一人二役】義姉×妹 お兄ちゃんに内緒で…
たらこと申します。
全て自作台本or即興アドリブでの制作となります。
【作品紹介】
※一人二役の作品です
新婚の兄夫婦の家に居候している大学生の妹・なっちゃん。
毎晩仕事で帰りが遅い兄。
夜な夜な夫婦の寝室からは、義理姉の艶やかな声が聞こえていて…
再生時間 18分18秒
【台本】
義姉×妹
N…妹のナレーション
〇リビング
妹「ただいまー」
N「帰ってくると、あの人がまたお兄ちゃんのご飯をゴミ箱に捨てるところで」
姉「あ、なっちゃんお帰り~早かったね」
N「作り笑い、カラ元気。自分は惨めじゃありませんと義理の妹に訴えてる」
妹「台風くるみたいだから講義なくなって」
姉「あー台風、そういえば直撃するんだっけ、こわいねぇ植木鉢とか家に入れた方がいいかな」
妹「またお兄ちゃん遅いの?」
姉「え」
妹「それ、お兄ちゃんの夕飯でしょ。捨てるくらいなら食べるけど」
姉「あ、ほんと?だったら作り直すよ~出来立ての方がおいしいし」
妹「ううん、それでいい」
姉「そう?じゃあ」
妹「いただきます」
咀嚼音。
N「冷えたオムライスは塩辛くて、細かく刻まれた人参や玉ねぎにちゃんと火が通っているか怪しかったけれど、不安そうに私を見つめるあの人の気配を感じたらこう言うしかなくて」
妹「おいしいよ」
姉「よかったぁ!オムライスは唯一の得意料理なの!」
N「本当はこんな子供っぽい料理より、和食の方がお兄ちゃんは好きだよって教えてあげようかと思ったけど、食事が改善したところでお兄ちゃんが早く帰ってくるわけじゃないし」
妹「仕事で遅くなるの?」
姉「そうみたい、今忙しいんだって」
妹「先週もそう言ってたよね」
姉「しかたないよ、同僚の人が二人もやめちゃったらしいから」
妹「ふうん」
姉「(笑って)なあに?」
N「お兄ちゃんは昔から女たらしで私の友達にまで手を出して何人泣かせたかわからないからお嫁さんになった人は絶対苦労すると思ってたって、今この瞬間言ってやりたくなったけど、それも飲み込んだ。また作り笑いを向けられるのもイラつくだけ」
妹「ごちそうさま」
姉「お風呂は?」
妹「後で入る」
妹、席を立つ。
姉「あ、なっちゃん」
妹「?」
姉「ありがとね、食べてくれて」
妹「…別に。お腹減ってただけだから」
姉「それでも、ありがとう」
N「ムカつく。この人のこういうところが、どうしようもなく腹が立つ」
しとしとと雨の音、速まって。
〇妹の部屋
激しい雨の音。
微かに聞こえ出す姉の声。
N「お兄ちゃんの帰りが遅い日、決まってあの人は一人でする。それをこうして壁越しに聞かれているとも知らないで」
激しくなっていく姉の声。
妹「はぁ…」
N「ただ今夜は、台風の音がうるさくてよく聞こえない。いっそこんな壁越しなんかじゃなくて、いきなりあの人の部屋に押し入って、抵抗するあの人を押し倒してめちゃくちゃにしたらどんなに気分がいいだろうと考える―――」
~妹の妄想~
バタン、ドアの音。
姉「え、あ、な、なっちゃん、どうし、たの?」
妹「いいから黙りなよ」
姉「やっ…!なにしてr」
妹「一人でするよりよくしてあげる」
姉「な…ちゃ…やめて」
妹「シー、黙って」
姉「だ、だめ、なっちゃ…、そんなとこ…やっ」
妹「嫌がってるのに感じてるんだ。そうだよね、ずっと一人で慰めてたんだもんね」
姉「んn」
妹「いいよ、今日は私が、たくさんしてあげる」
舐める。
姉「なっちゃ、ああ、やめ、そんなとこ、なめ…っ」
妹「オモチャより気持ちいいでしょ?私の舌」
姉「ああ…」
妹「どうなの?」
姉「う…もう、やめて…じゃないと…私…」
妹「なに」
姉「あ…や…もう…」
妹「どうなるの?」
姉「なっちゃ、だめ…」
妹「いいよ、いきなよ」
姉「ああ…っ、だめ、だめ、なっちゃ、んん…!」
妹「もういったんだ、あっけないね」
姉「はあ…はあ…なっちゃん…あぁ?!」
妹「一回で終わると思った?」
姉「あ…あ…そこ…」
妹「一番してほしいとこ、ここでしょ?お兄ちゃんに全然いれてもらえない、さみしいここ」
姉「やだ…」
妹「してほしい?ほら、ここにいれてほしい?」
姉「あ、あ、まって、なっちゃn」
妹「ちゃんと言わなきゃしてあげない。ここにほしいって、ほら」
姉「ああ…、だめ、なっちゃんそれ以上は…」
妹「だめ?こんなに濡らしておいて?」
姉「あ…あぁ…」
妹「ほら、正直に言いなよ、中にいっぱい入れて満たしてほしいって」
姉「うう…」
妹「言って」
姉「…な、中に…いっぱい、入れて…」
妹「うん」
姉「なっちゃん…いっぱい、して、もう、満たして、私のこと、満たして…!」
妹「いいよ、いっぱいしてあげる、満たしてあげるね」
姉「ああ…」
キス、喘ぎ。
雨風の音、大きくなって。
~妄想終わり~
妹「はあ…ああ…姉さん…ん…」
台風の音。
雷が落ちる。
妹「っ…、びっくりした」
ノック音。
姉の声「なっちゃん、起きてる?」
妹「え…うん、起きてるけど」
姉の声「ちょっと、いい?」
妹「あ、ちょ、ちょっと待って!」
慌てて服を着る。
妹「どうぞ」
ガチャ。
姉「ごめんね急に…」
妹「…どうしたの、枕なんか持ってきて」
姉「笑わないでね?私ね、雷がどうしてもダメで。怖くて怖くて、パニックになっちゃうの、だから、ここで寝てもいい?」
妹「ここでって…」
姉「お願い!今晩だけだから!このとおり!」
妹「別にいいけど、この部屋ベッドしか…」
姉「なっちゃん小柄だから大丈夫よ」
妹「え、ちょっと」
姉、ベッドに入ってくる。
姉「ほら、二人で寝ても余裕あるじゃない」
妹「そんなことない、こっち落ちそうだし」
姉「あら、じゃあもっとこっち来ていいよ」
妹「なっ、そんなにくっつかないでよ!」
姉「なんかお泊り会みたいで楽しいね、学生に戻った気分」
妹「なに浮かれてんの、ばっかみたい」
姉「ふふ、いいじゃないたまには…あ、なっちゃん、パジャマ、ボタン掛け違えてる」
妹「っ…」
姉「お風呂から上がった時はちゃんとしてたのに。直してあげる」
妹「い、いいよ自分で直すから」
姉「もしかして脱いでた?パジャマ」
妹「……」
姉「脱いでなにしてたのかなー?」
妹「……」
姉「ねえなっちゃん」
妹「な、に」
姉「この家って、壁薄いよね(笑)」
妹「っ」
姉「あの人、外観にはこだわるくせに見えないとこは無頓着だから」
妹「…」
姉「聞こえてないと思ってた?だってなっちゃん、私がはじめると自分もすぐするから」
妹「…」
姉「だから、なっちゃんに聞かせるためにしてたんだよ、私。知らなかったでしょ」
妹「っ…」
姉「今も…してたでしょ」
妹「…してない」
姉「そんなすぐばれる嘘ついちゃって」
妹「な…、さ、さわんないで…」
姉「どうして?ずっとこうしてほしかったんじゃないの?」
妹「ちが…」
姉「違わないでしょ?だってほら」
妹「やだ…」
姉「ふふ、やっぱり」
ねちゃねちゃ。
妹「ぁ…あ…」
姉「ぐっちゃぐちゃ」
妹「あ…ん…」
姉「どうしたの?もう抵抗終わり?ここ触られちゃったら、姉さんの言いなりになっちゃう?」
妹「ち、ちがう、やだ…」
姉「なにがやなの?こんなに濡らして…ずっと私のこと、そういう目で見てたんだ」
妹「ん……」
姉「そうなんでしょ?」
妹「……んん」
姉「ほらなっちゃん、こっち見て、姉さんのこと見て」
妹「あ…」
姉「大好きな姉さんがいっぱい触ってるよ?気持ちいい?」
妹「あぁ…だめ……」
姉「だめじゃないよ、ほら…」
妹「あ、あ、あ、」
姉「ん、かわいい、我慢してる、我慢しなくていいのに…私だって、なっちゃんのこと触って感じてるよ?ほら、触って…」
妹「あ、」
姉「ね?すごいでしょ、すごく濡れてる、いつも、そう。なっちゃん聞いてるかな、感じてるかなって思いながら、微かに聞こえてくるなっちゃんの声聞きながら触ってたの、またなっちゃんしてくれてるって、うれしくて…ああ」
妹「ねえさん…」
姉「なっちゃん、気持ちいい?私は、すごく気持ちいい…」
妹「ああ…ねえさん…」
姉「なっちゃん、ああ…いい…そこ、もっとして、もっと触って…」
妹「ここ…?」
姉「あ、そこ…なっちゃん、ああ、いい…もっと激しく…」
妹「姉さん…はぁ、姉さん…」
姉「ああ、いい、いい、なっちゃん…キス、したい?」
妹「んっ…」
姉「キス、しよ、なっちゃん、キス」
妹「んんっ」
キス。
妹「あ、ぁ、も、もう…」
姉「いいよ、いっしょに」
妹「ん…い…だめ」
姉「いこ、いこ、なっちゃん」
妹「あぁ…!」
果てる二人。
息遣い。
妹「あ…雷…」
姉「ん?」
妹「雷、やんでる」
姉「あ、ほんとだ」
妹「……戻る?部屋」
姉「…戻らない」
妹「ぁ…」
キスの音、続いて。
おわり
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